2009年7月30日木曜日

小遣い帳の効用

小遣い帳をつけると無駄遣いが減らせるという話を聞き,実際そうなのかを確かめたいということで,実験をやってみて1年以上が経過した。で,効果はかなりある,という報告をしたい。

単に小遣い帳をつけるだけでも無駄遣いは減る。理由は以下のとおり。

まず,記録をつけるたびに無駄遣いについて考えをめぐらせることになる。つまり,記録をつけるたびに反省をする機会に遭遇する。次に,記録をつける のが面倒なので,できるだけお金を使う機会を減らそうとする。たとえば,自分の場合,1ヶ月に財布を開く回数は約180回だったのが,現在では100回前後に減っている。

ここまでは予想通り。もちろん,これでも充分な成果なのだが,最近あることに思い至った。それは,小遣い帳の「分類」についてである。少し前まで, 普通の家計簿の感覚で,交通費,食費,雑費といった当たり前の分類を行っていたのだが,この分類はあまり役に立たないのである。

で,思い至ったのは,小遣い帳の目的である「無駄遣いを減らす」という観点で分類項目を考えなくてはならない,といいうこと。すなわち,必須,無駄 かもしれない,明らかに無駄,といった感じの分類をするのである。で,まず明らかな無駄をなくすように考えて,次に無駄かもしれない出費の,たとえば 30%をカットするというように考えればいいわけだ。

結論。

無駄遣いはさておき,データベースの項目の設計は,目的というかコンテキストによって異なってくるのであり,汎用データを用意しておき,それをいろいろ利用しようというのは簡単ではない,ということ。

商業印刷における紙の意義

Webより紙が良い点を考えてみようという議論を社内でやったことがある。単純に,コスト面や作り直しのことを考えると,発注側にとってはWebの方が良さそうなのだが,受注側にとってはまだ紙の方が儲けやすい…

という発想は,あからさまに売り手視点でさもしいのはわかっている。本来なら,購買予定者が出会う情報の経路の仮説をたて,その経路上に適切なコン テンツを配置する。その際にWeb(というのもあまりにもだだっぴろい概念だが)と紙を適切に選択する,というのが理想なんろだろうが,とりあえず先の宿 題ということにしておく。

で,そのとき出た回答と自分があらかじめ用意していた回答をまとめておく。

1.タンジビリティー(具体性)
これは誰もが考える一般的な答えである。紙のほうが使いやすい,見やすい,楽しい,美しいという表現もできるが,「把握するべき情報が限定されると いうメリット」が大事なのではと思う。「全体としてとらえたときはその厚みで大まかな情報量を肉体で把握できること」,「開いたときは見開きという空間以 上に神経を使わないでいい」という紙の良さは,アテンションエコノミーの現代においては情報受信者にとって良いことだ。そのとき,限定された情報空間に掲 載可能な量に情報を圧縮する「編集」能力は非常に重要である。

この編集は「ロジカルとエモーショナルの軸」と「言語とグラフィックスの軸」で整理できる(エモーショナル+グラフィックスに注目すればいわゆる 「デザイン」という分野になるのだろう)。どの経路に置くべきかでこの2軸のどの部分を強めるべきか考える必要があるわけである。

2.コスト
これは逆説なのだが,コストがかかることで必要な情報を精選できるというメリットが紙にはある。これも当然「編集」が必要になるのは当然である。ま た,コストのかかる高級な販促物を用意できるということは,提供している商品やサービスにそれ相当の自信がありますよ,という非明示的なメッセージを消費 者に送ることになる(5参照)。

3.締めがある
これも逆説。印刷というステップがあることで情報整理に締めが自然とできる。というわけで,Webしかないときは間違いだらけの情報も,紙を加えることで情報が整理される力学が自然と働く,ということである。

4.動作を加えることで記憶を強化できる
Webもいろいろ記憶を強化するための工夫はあるし,テレビCMも同じだが,紙は紙独特の,「ページをめくる」,「切ったり張ったりする」といったような「動作」を伴わせることで,情報にする人の記憶を強化できるというメリットがある。しかし,これは行き過ぎると会社の商材としては変な方向に行く可能性もあるので,ワンポイントぐらいに考えておくべきか。

5.ザハヴィのハンディキャップ原理
これは2のバリエーション。金のかかる紙メディアをわざわざ提供しているのは,そのコストを受け入れられる余裕があるということで,ある種のブランドを確立することができる,という少し強引な論理。

「無駄をするというハンディも背負うことでその優秀さ優位性をアピールする」ということらしい。

「逆説」は,営業のときのうんちくとして,出しどころを誤らなければけっこう効く。

Chumbyの感想

去年の10月のメモをここに記録。

<一般>
  • アカウント,無線LAN必須。
  • ウィジェットをチャネルとして登録して利用。
  • チャンネル内のウィジェットは一定時間ごとに切り替わる。
  • インターネットラジオ&目覚時計が主な機能。
  • ボードのみの販売も可能。
<Widget>
  • ChumbyではFlash Lite 3.0が使える。
  • ウィジェットはAction Script 2.0で作る。
  • Webサーバーも必要=>既存のサービスをどう利用するか?
<画面のスナップショット>
  • SETTING -> CHUMBY INFO -> π ->FBCGI
  • http://IP/cgi-bin/custom/fb0#、fb1#
<SSH接続>
  • SETTING -> CHUMBY INFO -> π -> SSHD & FBCGI
  • rootでログイン
<PROS>
  • すべての情報にアクセスできないとき,情報を整理して意味として圧縮してもらい,そのエッセンスを受け取るというのは良い方法である(商品カタログの制作 というのは実は大半はこの行為)。しかし,この「人間の知能を利用した情報整理&意味圧縮プロセス」がコストや時間の問題で難しい場合,ある一定のアルゴ リズムに従ってランダムに情報を提供する「ランダムプロセス」しかない。
  • そのために押し付けがましくなく情報を提供するアンビエントデバイスとしてチャンビーは有力な候補である。
<CONS>
  • タッチスクリーンの感度が鈍いというか鋭すぎて,操作がしにくい。
  • 無線LANのパスワードが16進数でしか入力できない。
  • 使い出すと簡単なのだが,最初の設定の敷居が思いのほか高い。
最近(2009年7月)、Chumbyはシステムバージョンアップを促す画面が表示され、それに従ってアップデートをしたにもかかわかず、何度も同じ画面が出るという状況になり、これが改善されない。というわけで、残念だが押入れにしまわれることになった。

デジタル夢の島

過去の飲みながらミーティングのメモ。情報を捨てることがテーマだったはずだが。
  • 情報を捨てることにコストがかかる
  • 具体的にはどんなコストなのか?
  • 整理と削除はどう違うのか?
  • ビジネスの可能性はあるのか?
  • ファイルを意識させるシステムは今後だめ。
  • ファイルサーバーは地獄。

2009年6月27日土曜日

Mindstormsの学習材料

まずLEGO Mindstorms NXTソフトウェアに付属の「ロボセンター」を一通りクリアしたい。

あわせて、ヘルプドキュメントで全体を把握する。

次に書籍が3冊。
  1. LEGO MINDSTORMS NXT グレーブック : プログラミング中心の内容
  2. LEGO MINDSTORMS NXT オレンジブック : ロボット製作の技法中心の内容
  3. 歩行ロボット製作入門
ちなみに書籍はもう古本かオークション(結構高い)でしか入手できない、と思ってあきらめていたのだが、千葉市科学館の売店に在庫があった。

最後に、ビジュアルプログラミングではなくCに近い言語で普通にプログラムができる、Bricx Command Centerという環境がある。ただ、現時点ではBricxを使って、Bluetooth接続を行うための、チェックボックスが見当たらない。

2009年6月22日月曜日

LEGO MindstormsでBluetoothを使うには

LEGO Mindstormsは、PC側でプログラムを作って、それをNXTという制御ユニットに送り、ロボットとして動作するという段取りになっている。

プログラムをNXTに転送する際の経路としてUSBケーブルとBluetooth接続があるのだが、当然無線の方が便利だ。あと、まだどうやればいいのかどうかわからないが、動作制御のみをNXTの任せ、演算自体はPC側のCPUを使うというやり方もある、というのも魅力的である。

自宅のXPマシンにはBluetooth機能はついていないので、CoregaのCG-BT2USB02CBというBluetoothドングルというのを買ってきた。インストール手順書に従って、まずドライバー類を入れてUSBポートにドングルを接続して認識させることはできた。しかし、どうやってもNXTとの通信が行えない。あきらめかけていたのだが、"注意点は決してBlutooth Stack by Toshibaをインストールしないことです"、という情報があった。

「プログラムの追加と削除」で確認すると確かに「Blutooth Stack by Toshiba」はインストールされている。というわけで、そのままアンインストールを行い、
Bluetoothドングルを外して再度つなげると、XPが改めてドングルを認識し、必要なドライバー類がインストールされた。

最終的にこの方法で、XPマシンからNXTが認識され、プログラムの転送が行えるようになった。